- ショップ運営ノウハウㆍ運営オンラインショップとネットショップの違いは?類似した用語のまとめ2021-08-07
- EC事業でよく使われる、似ている用語について解説します。
- オンラインショップとネットショップの違いは?類似した用語のまとめ
「オンラインショップ」と「ネットショップ」という2つの用語には、一体どのような違いがあるのでしょうか。自社のホームページやカタログ、広告といった文面で、表現方法にお悩みの方も少なくありません。よく似た用語は使い分けが難しいもの。言葉の意味や違いを押さえて、ECサイト運営にお役立てください。
ここでは、EC事業でよく使われる、似ている用語について解説していきます。
| 「オンラインショップ」と「ネットショップ」に違いはあるの?
インターネット上でお店を開くとき、「オンラインショップ」と「ネットショップ」という用語の違いが気になったことがないでしょうか。まずは2つの用語の違いについてお伝えします。
●「オンラインショップ」と「ネットショップ」の違い
「オンラインショップ」と「ネットショップ」の用語には、どちらも“インターネットの取引を通じて商品を購入できるお店”という意味があります。つまり、インターネットを表す語句が「オンライン」であるか「ネット」であるかに違いがあるのみで、基本的にはほとんど同じものを指すと理解して良いでしょう。なお、オンラインショップとネットショップは、いずれも消費者向けに使われることが多い言葉です。
●「オンラインショップ」と「ネットショップ」の使い分け方
オンラインショップとネットショップは、主にシチュエーションに応じて使い分けられています。たとえば「ネットショップ」を使うと、インターネット上のショップであることが伝わりやすくなります。「ネット」はインターネットの略称としてすでに広く浸透しているので、多くのユーザーに理解してもらいやすいのがメリットです。
一方で、「オンライン」は機器同士がネットワークで接続された状態を指します。近年は「オンライン英会話」「オンラインフィットネス」「オンラインサロン」といったように、新たに登場したサービスの名称に使われる例も見られるようになりました。ショップのイメージやブランディングを意識して使い分けてはいかがでしょうか。
| オンラインショップ、ネットショップに似た用語のおさらい
上記でご紹介した「オンラインショップ」や「ネットショップ」のほかにも、よく似た用語があります。以下では、「EC」「ECサイト」「ネット通販」「ECモール」についてご説明します。いずれもインターネットを利用した取引に関連する用語です。改めてそれぞれの意味を確認しておきましょう。
●EC
「EC」とは「electronic commerce」の略称で、電子商取引という意味があります。あらゆる電子的な取引を指す言葉です。やや聞き慣れない方もいらっしゃるかもしれませんが、身近な存在である「オンラインショッピング」や「ネットショッピング」などもECに含まれます。「eコマース」と表記されることもあります。
●ECサイト
「ECサイト」とは、前述のECが行われるサイトのことです。つまり、「オンラインショップ」や「ネットショップ」の同義語といえます。オンラインショップ・ネットショップが消費者向けに使われるのに対して、ECサイトはBtoBのような企業間で使われることが多い言葉です。また、ECサイトの「サイト」部分を略して、「〇〇EC」と表記する使い方もあります。「アパレルEC」や「食品EC」といったように、業界の名称と組み合わせて用いられるケースも珍しくありません。
●ネット通販
「通販」とは、通信販売の略称です。通信販売は、店舗を持たずに各種メディアを通じて商取引を行うビジネスを指します。つまり「ネット通販」には、インターネットを利用した通販という意味合いがあり、「オンラインショップ」や「ネットショップ」と同義で使われるケースが多いといえます。ただし、オンライン以外にもカタログ販売など幅広い手法で通販を展開するサービスを中心として用いられる傾向にあるようです。
●ECモール
「ECモール」とは、複数のネットショップが集まったインターネット上のショッピングモールのことです。国内で知名度の高いサービスとして「Amazon」や「楽天市場」などが挙げられます。「モール型ECサイト」と呼ばれることもあります。一つひとつのショップが個別に存在している「オンラインショップ」や「ネットショップ」とは、店舗の出店方法が異なるのが特徴です。こうしたECモールに対して、単独で構築されたオンラインショップやネットショップは「自社サイト型ECサイト」と呼ばれ、区別されています。
| オンラインショップ・ネットショップを無料で開設できる「Cafe24」の特徴
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ショップの構築・運営で発生するコストは、決済サービスを利用する際の決済手数料と、一部の有料オプションサービスの費用のみです。無料体験期間は無制限なので、まずはお試しでECサイトを構築してみてはいかがでしょうか。
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| 場面に合わせてオンラインショップ・ネットショップを使い分けよう
今回は、オンラインショップ・ネットショップの違いをはじめ、EC事業者に役立つ知識をお伝えしました。どちらの用語にもインターネット上の取引という意味合いがありますが、シチュエーションに応じて、比較的自由に使い分けができます。自社ブランドのイメージに合わせて、適切な用語を選びましょう。