- ショップ運営ノウハウㆍマーケティング EC事業者が知るべきマーケティング情報①【Facebook編】 2019-10-22
- もはやFacebookは、プライベートな情報共有だけでなく、ニュース、政治経済、ライフスタイルなど様々な情報を収集できるチャネルとして位置づけられています。そのため、多くの企業と事業者がマーケティングチャネルとしてFacebookを活用しています。 このページでは、越境EC展開の際、Facebookを活用したマーケティングに関する情報を解説します。
- もはやFacebookは、プライベートな情報共有だけでなく、ニュース、政治経済、ライフスタイルなど様々な情報を収集できるチャネルとして位置づけられています。そのため、多くの企業と事業者がマーケティングチャネルとして
Facebookは、数多くのマーケティングチャネルのなかで、EC展開のおける必須チャネルとして認識されています。それは、世界でもっとも多くのユーザーに使われているSNSチャネルのひとつだからです。
Facebook(▶発表資料へ)によると、Facebookグローバル月間利用者数(Monthly Active Users)は24億1000万人に達します。Facebookにアクセスする月間利用者数は、世界人口77億人の約31%を占める数値です。
もはやFacebookは、プライベートな情報共有だけでなく、ニュース、政治経済、ライフスタイルなど様々な情報を収集できるチャネルとして位置づけられています。そのため、多くの企業と事業者がマーケティングチャネルとしてFacebookを活用しています。
このページでは、越境EC展開の際、Facebookを活用したマーケティングに関する情報を解説します。
世界ユーザーへアプローチ
Facebookは、世界各国のユーザーとコミュニケーションできるチャネルとして役目を果たします。自社ブランドを割と簡単にグローバル市場へ発信できるため、Facebookを適切に活用することで、越境EC展開における集客に効果的です。
また、「メッセンジャー機能」を通じて、ユーザーからの問い合わせやサイトアクセスも増えていることからECビジネスでのFacebookを活用したデジタルマーケティングも増えています。
ターゲティング広告
事業者がターゲットとするユーザーに対し、的確にFacebook広告を行うには、「ターゲティング広告」を活用すると効果的です。ターゲティング広告は、ユーザーやコンテンツの情報を分析して、ユーザーに向けて適切な広告を配信することを指します。
Facebookの場合、ユーザーの行動で蓄積した情報(サイト閲覧履歴等)に基づいてユーザーの興味関心に合わせた広告を配信することができます。いくらユーザーの目を引く広告を配信しても、ターゲットに合わないユーザーに表示されると広告の意味がなくなってしまいます。より精密なターゲット設定を通じてコンテンツ作成や広告配信を行うことで、ネットショップの認知度や売上げ向上を目指しましょう。
ターゲティング広告の実施
ユーザーの関心や購買パターンなどを活用することで精密なターゲティング広告が可能です。メインターゲットを絞り広告を実施したり自社ECサイトの運営で確保した顧客データを活用することで、より大きな広告効果が期待できます。
例えば、Facebookカレンダーに誕生日や記念日などを登録しているユーザーやフォロワーなど顧客予備軍へプロモーションなどを表示しアプローチすることもできます。また、性別や年齢などの人口学的データだけでなく、関心分野や購買パターンなどのデータを適切に活用し、ECサイトへ誘導することで売上や認知度向上を図ることができます。
目標設定による広告実施
Facebookは、広告目標により、広告種類を選定し使い分けることも重要です。画像、動画、コレクション、カルーセル、スライドショー広告、インスタントエクスペリエンス、コレクションなど多様な広告運営が可能です。これらを自社の状況や目標に合わせて活用すると転換率を高めることができます。
画像
一般的に使われており、単一画像を使用します。高品質な画像などを通じて、広告を見る人をリンク先の自社のウェブサイトやアプリに誘導できます。
特価や割引などイベントやプロモーションに適した広告です。
動画
ユーザー注目度の高いコンテンツの一つです。動きと音声で注目を集め、商品の特徴紹介やブランドのストーリーを最も効果的に伝えることができます。映像を視聴したユーザーへリターゲティング広告やキャンペーンを実施することも効果的です。
カルーセル
イメージや動画を活用して最大10個まで連続的に掲示することができます。スライドごとに商品を表示したり、一つの商品やブランドに関する詳しい情報を紹介することも可能です。
また、ランディングページを作成し、潜在顧客を自社ECサイトに誘導するのに効果的です。
インスタントエクスペリエンス
インスタントエクスペリエンス(旧名称: キャンバス)は、モバイルに最適化されたフルスクリーンのモバイル広告です。ブランドと商品のストーリーをより魅力的に表現できる効果があります。
ウェブページに比べて表示速度が10倍ぐらい速いのでユーザーからの注目度も高いです。
まとめ
本ページでは越境ECを準備する事業者が参考にしたい「Facebookマーケティング」を解説しました。越境EC展開を行う上でFacebookのターゲティング広告を積極的に活用することでユーザー獲得に効果的です。自社の状況に合わせて戦略的なFacebook広告を行うことで、より効果的な集客やマーケティング展開を目指しましょう。