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ネットショップの6つの仕入れ方法とそれぞれのメリット・デメリット

ストーリー

Cafe24  
ショップ運営ノウハウㆍ運営ネットショップの6つの仕入れ方法とそれぞれのメリット・デメリット2021-06-28
  • ショップ運営ノウハウㆍ運営ネットショップの6つの仕入れ方法とそれぞれのメリット・デメリット2021-06-28
  • 6つの仕入れ方法の特徴や、メリット・デメリットについて解説していきます。
  • ネットショップの6つの仕入れ方法とそれぞれのメリット・デメリット
ネットショップの6つの仕入れ方法とそれぞれのメリット・デメリット

ネットショップの仕入れ方法には、主に以下の6種類があります。

1.ネットの仕入れサイトを利用する方法
2.見本市や展示会に参加する方法
3.メーカーから直接仕入れる方法
4.卸問屋から仕入れる方法
5.中古ショップや古物市場で仕入れる方法
6.海外から輸入する方法

こちらの記事では、6つの仕入れ方法の特徴や、メリット・デメリットについて解説していきます。これからネットショップを開業し、自社サイトの商材を増やすにあたり、ぜひ参考にしてみてください。

| ネットショップの仕入れ方法(1):ネットの仕入れサイトを利用する

初めてのネットショップ開業では、商材を取り扱うメーカーや卸問屋との接点が無く、商品仕入れのハードルが高いと感じることも。そんなときに便利な、ネットの仕入れサイトを利用する方法をご紹介します。

●特徴

「仕入れサイト」とは、多彩なジャンルの商材情報が集まり、卸価格で購入できるWebサイトのことです。「卸サイト」と呼ばれることもあります。サイト上では、メーカーや卸問屋が商品情報を掲載し、EC事業者などの買い手とマッチングして取引が行われます。専門業者との接点が無くても、オンラインで仕入先を見つけることが可能です。ほとんどの仕入れサイトは、利用にあたり会員登録が必須となっています。商材の卸価格は仕入れサイトの会員以外には非公開となっており、登録しなければ閲覧できない仕組みです。

●メリット

仕入れサイトを利用すれば、インターネットを通じて簡単に商材の仕入れができます。商材探しにかかる時間や手間を省けるのがメリットです。また、仕入れサイトは一度に仕入れる数量が少ない場合も対応できることが多く、小規模なネットショップの運営にも適しているといえます。

●デメリット

仕入れサイトは誰もが利用しやすいからこそ、競合他社が同じ方法で商材を仕入れる可能性が高いといえます。多くのネットショップが同様の商材を取り扱っている場合、自社のオリジナリティを打ち出しにくく、差別化が難しいというデメリットがあります。価格競争に巻き込まれやすい点にも注意が必要です。

| ネットショップの仕入れ方法(2):見本市や展示会に参加する

多数のメーカーが大規模なイベント会場に集い、商材の展示・販売・商談などが活発に行われる「見本市」や「展示会」。ここでは、自分で会場へ足を運んで直接交渉する手法についてご紹介します。

●特徴

「見本市」や「展示会」とは、多数のメーカーが会場にブースを設け、実物の商材を展示しながら、販売や商談などを行うイベントです。イベント当日は、EC事業者をはじめとしたビジネス関係者が多数来場します。メーカーと来場者が多数集うことで、その場で販売や商談が活発に行われ、マッチングが期待できるのが特徴です。また、会場ではメーカーや同業者とのコミュニケーションが生じ、交流が促されます。特定の業界やジャンルなど、コンセプトに沿って開催されることが多いので、求める商材と関連性の高いイベントをチェックすると良いでしょう。

●メリット

見本市や展示会では、一度に多数のメーカーの商材を比較検討でき、実物を見たうえで買い付けできるのがメリットです。大規模なイベントでは、より出会いのチャンスが多くなります。また、イベント会場ではメーカーや同業者とのコミュニケーションのチャンスがあるので、コネクションを作る機会にもなります。積極的に行動すれば、新たなビジネスにつながる可能性もあるでしょう。

●デメリット

見本市や展示会では、希望の条件で契約するための交渉力が求められます。テクニック次第では、商談を成立させるのが難しいことも。また、ネットショップの実績不足といった理由から、取引を断られてしまうケースも珍しくありません。イベントは来場者が多いので、メーカー側は実績がありかつ信頼できる業者を優先して対応する傾向にある点に留意しておきましょう。

| ネットショップの仕入れ方法(3):メーカーから直接仕入れる

メーカー側が提示する条件を満たせる場合は、交渉して商材を直接仕入れる方法もあります。珍しい商材を取り揃えると同業他社との差別化にもつながるため、難度が高いものの魅力的な手法です。

●特徴

商材を製造するメーカーから直接に仕入れる方法です。多くのメーカーでは、基本的に個人との取引が行われていません。直接仕入れるには、メーカー側が提示する条件を満たし、交渉を成立させる必要があります。求められる基準はメーカーによりますが、店舗数や店舗規模、最低の発注数量(ロット)などは条件の一例です。ネットショップの実績やビジネスの規模によっては、取引が不可能となることも。多くのメリットが期待できるので、一定の成果をあげているネットショップでは交渉する価値があるといえるでしょう。

●メリット

メーカーとの直接取引では、卸問屋や小売店による中間マージンが発生しないため、仕入れコストを下げられます。また、メーカーとの取引では偽物や類似品を仕入れてしまうリスクがありません。特にECモールでの販売では、正規品の証明を求められる場合もあります。その際、メーカーからの請求書があれば正規品の証明となり、スムーズに出品しやすいといえます。

●デメリット

メーカーとの直接取引は、ネットショップ運営の実績を問われることから、実現が難しい傾向にあります。また、メーカーによっては最低の発注数量(ロット)が設けられており、大量発注が前提となる点に留意しておきましょう。メーカーとの交渉では、電話やメールで連絡を入れたり、担当者を訪問したり、自ら取引先を開拓していく積極性も欠かせません。

| ネットショップの仕入れ方法(4):卸問屋から仕入れる

複数のメーカーの商材をまとめて仕入れるなら、卸問屋に依頼すると便利です。まずはお近くにある問屋街の店舗へ足を運び、自社に適した仕入れ商品を探してみてはいかがでしょうか。

●特徴

卸問屋とは、メーカーとの間を仲介している業者のことで、大量の商材を仕入れて小売店やEC事業者などへ販売しています。メーカーから買い付けた商材に卸問屋が金額を上乗せするため、卸価格は直接仕入れよりも割高です。ただし、小ロットから発注できる業者に依頼するといった形で、仕入れのハードルを下げられる可能性があります。また、一部の卸問屋は「問屋街」と呼ばれる地域に集まって店舗を構えています。たとえば、東京都の「日本橋横山町問屋街」はアパレルやインテリアの卸業者が集まる問屋街として有名です。現地で商材を探し、業者と交渉する方法もあります。

●メリット

卸問屋には、複数のメーカーの商材が取り揃えられているので、一度にまとめて仕入れができます。また、メーカーから大量の商材を仕入れているため在庫数が比較的多く、大量発注にも対応できるのがメリットです。なかには発注数量の少ない小ロットから対応している卸問屋もあるため、ネットショップの規模に応じて柔軟に利用しやすいといえます。

●デメリット

卸問屋から商材を購入すると、メーカーからの直接仕入れとは異なり、中間マージンが発生します。ネットショップの利益を考慮して仕入れコストを確認しておきましょう。また、業者によってはある程度まとまった量の購入が必要な場合もあります。決済方法が現金のみの業者もあるため支払い時はご注意ください。

| ネットショップの仕入れ方法(5):中古ショップや古物市場で仕入れる

インターネットの普及にともない、個人がスマホアプリやWebサイトを使って不用品を手放す機会が多くなりました。中古ショップや古物市場で商材となる品物を探す方法も検討してみましょう。

●特徴

中古ショップや古物市場では、個人が手放した品物が数多く流通しています。しかし、なかには持ち主が不要と判断しながら、市場では高い価値が認められている品物も少なくありません。こうした中古品の目利きができるのであれば、ネットショップの商材として取り扱うのもひとつの方法です。昨今では、フリマアプリやオークションサイトをはじめとして、個人が不用品を売り出すサービスが多く、商材となる中古品を探すのに活用できます。なお、中古品の販売では古物商許可が必須となるので、取り扱う場合には必ずネットショップ開業時に準備しておきましょう。

●メリット

中古ショップや古物市場では、高い価値を持つ品物を、コストを抑えながら入手できる可能性があります。場合によっては、生産が終了した商品などの珍しい商材に巡り会えるのがメリットです。生産終了品のなかには、希少価値の高い品物もあるので、仕入れられれば高値での販売が期待できます。

●デメリット

中古品の販売では、古物商許可が必須で、古物市場への参加でも「古物商許可証」の提示を求められるケースがあります。また、仕入れでは商材への目利きが不可欠です。なかには状態の悪い品物も多く、掘り出し物との出会いが期待できる反面、売れる商品を見極めるノウハウがなくてはなりません。

| ネットショップの仕入れ方法(6):海外から輸入する

ネットショップの商材は、国内に限らず海外で見つける方法もあります。同業他社で取り扱いの少ない、珍しい外国の商材を仕入れる手法についてご紹介します。

●特徴

自分で海外市場へ足を運んで商材を買い付けたり、インターネットを活用して海外から商材を輸入したりする手法です。その際は、国内での仕入れと同様に、海外の仕入れサイトを利用したり、海外の見本市や展示会に参加したりする方法があります。海外からの輸入では、外国語による取引が必要で、国際輸送では高額な送料や関税などが生じます。時間や手間がかかりますが、国内で取り扱いの少ない商材を仕入れられれば、同業他社との差別化が期待できるでしょう。人気の高い海外の家電や輸入雑貨をはじめ、国内のニーズに合わせて仕入れるのがポイントです。

●メリット

海外から輸入すれば、日本の市場に出回りにくい珍しい商材を取り扱えます。競合他社との差別化につながるのがメリットです。また、海外では国内よりも商材を安く仕入れられる可能性があります。円高の時期は、同様の商品を日本で買うより費用を抑えられることも。また、日本より物価の安い国から商材を仕入れれば、利益を大きくする効果も期待できます。

●デメリット

革製品・飲料・お菓子といった海外の商材は、品物によっては関税が発生します。税率は仕入れる国や品目などにより変わるため注意しておきましょう。また、外国との取引では、コミュニケーションのために仕入先の公用語を習得する必要があります。海外輸送では、主に海運や空輸で商材が届くので、国内での仕入れより日数がかかることを考慮しましょう。

参考: 「1204 主な商品の関税率の目安(カスタムスアンサー)」(税関)

| 自社のECサイトに適した方法で商材を仕入れましょう

ここまで、ネットショップの代表的な仕入れ方法6つの特徴や、それぞれのメリット・デメリットをお伝えしました。ネットショップ開業において、商材選びは非常に需要な業務といえます。自社のECサイトのターゲットとなるユーザーを絞り込み、ニーズに合致する商材を探しましょう。このとき、多くのネットショップで取り扱いのある定番商材だけでなく、同業他社では取り扱いのない珍しい商材を仕入れると、差別化につながります。ご紹介した仕入れ方法のなかで、自社に適した手法をぜひお試しください。

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