これまでは、実店舗で販売されることが多かったファッションアイテム。しかし、昨今ではネットショップで洋服や小物を購入するユーザーも多く、オンラインで気軽に買い物をするケースが珍しくありません。需要のあるアパレル系ネットショップは、注目を集めている業態のひとつです。

ここでは、そんなアパレルのネットショップを開業する方法や、上手な運営のポイントについて解説します。自社のECサイトを立ち上げるうえで、ぜひ参考にしてみてください。

| ネットショップの立ち上げ方

まずは、アパレル系ネットショップの立ち上げ方を、6つのステップでご紹介します。ECサイトのオープンまでの流れを事前に掴んでおきましょう。ネットショプ開業の準備で、ぜひ参考にしてください。

●STEP1：ネットショップのコンセプトを決める

最初にネットショプの世界観を決めたら、具体的に言葉で表現していきます。このとき、ユーザーのターゲットを明確にしておくことが重要です。コンセプトが決まると、取り扱うアイテムやマーケティングの方法、Webサイトのデザインなどを考慮しやすくなるでしょう。もしアパレルの実店舗がなくゼロからネットショプを開業するなら、初めにショップ名を決めておいたほうが、その後の仕事や取引を進めやすくなります。

●STEP2：取り扱うアイテムを決める

アパレルの実店舗がある場合は、ネットショプで取り扱うアイテムを選定しましょう。ネットショップ運営では、実店舗とネット販売の在庫のストックを分けたほうが、管理しやすくなります。一方で、新たにネットショップを開業する場合は、ターゲットやブランドコンセプトを考慮したうえで、適切なアイテムをお選びください。

●STEP3：アイテムの仕入れ先を決める

アイテムの仕入れ先は、アイテムの特徴や取引先の信頼などを考慮したうえで選定します。仕入れ先の探し方としては、展示会で業者を見つけたり、卸問屋と直接契約をしたりする方法が挙げられます。インターネットを活用して、BtoB向けECモールの仕入れサイトから購入しても良いでしょう。ほかにも、海外で買い付けするのもひとつの手です。

●STEP4：ネットショップの立ち上げ方を決める

ネットショップを立ち上げる主な方法としては、既存のECモールに出店する方法と、個人のネットショップを立ち上げる方法があります。ECモールは、多数の店舗が商店街のように集まっているのが特徴で、集客力が高いのがメリットです。一方で、ランニングコストが高く、価格競争が起こりやすいというデメリットがあります。また、個人のネットショップと比べて、デザインの自由度が低くなる点も考慮しておきましょう。

●STEP5：サービスの詳細を決める

ネットショップに導入する決済方法や、商品の配送方法、問い合わせ対応をはじめとして、サービスの詳細を決めていきます。特に決済方法は、ネットショップの売上に影響するといわれる重要なポイントです。現金で決済する銀行振込や代金引換のほかに、クレジットカード払い・ID決済・キャリア決済をはじめとしたキャッシュレス決済も注目されています。ユーザーニーズに応じて検討しましょう。

●STEP6：自社のイメージに合うネットショップを構築する

自社のイメージに合うECサイトを構築します。ECサイトを手軽に構築する方法には、アプリケーションをレンタルする「ASP」、市販のソフトウェアを利用する「パッケージ」などの方法が挙げられます。サイトを一から構築する場合と比べて、初心者でも作成しやすいのがメリットです。予算はもちろん、サイトのデザインや必要な機能に合わせて、構築方法をお選びください。

| アパレルのネットショップを運営するときのポイント

ここでは、アパレルのネットショップ運営を成功へ導くためのポイントを解説していきます。これらの注意点を意識しながら、同業他社との競争に勝てるECサイトを作りましょう。

●オリジナルアイテムを販売する

アパレルのネットショップ運営では、ほかのECサイトでは購入できない、オリジナル商品を取り扱えると理想的です。ユーザーからの需要があり、かつ希少性の高いアイテムは、オンラインで売れやすいと考えられています。反対に、需要があっても希少性が低く、多くのショップが取り扱っているアイテムばかり揃えると、同業他社との差別化をはかるのが困難になります。自社独自の魅力的なアイテムを販売して、ユーザーの訪問を促すように工夫しましょう。

●ビジュアルを重視する

アパレルアイテムの訴求において、ビジュアルはとても大切です。ユーザーはECサイトに掲載された写真を見て、商品のクオリティをチェックしたり、利用シーンをイメージしたりします。洋服や小物の写真を通して、アイテムの魅力・質感・着心地を十分に伝えられるようにしましょう。画像では商品の全体像を見せるだけでなく、接写によってディテールを見せて、かつほかのアイテムと組み合わせてコーディネートや活用例などを提案します。また、動画で着心地を伝えると、より多くの情報を提供できるためおすすめです。

●ファンをつくる

ネットショップの魅力や独自性を定期的に訴求して、より多くの見込み客を作り、ユーザーをファンへと育てましょう。その際は、SNSを活用したフォロワーとのコミュニケーションや、ブログコンテンツでの情報発信などが効果的です。ファンができると、リピーターとして何度も利用してもらえるだけでなく、好ましい口コミを広げてもらえるなど、宣伝効果も期待できます。低コストで高い利益を生むリピーターの獲得は、ネットショップ運営において重視されるポイントです。結果を出すためにも、積極的にファン育成の施策に取り組みましょう。

●PDCAを回す

ネットショップ運営を成功させるには、ECサイトを立ち上げた後に定期的な見直しを行い、改善を繰り返す必要があります。売上データは日別・週別に細かく管理し、PDCAサイクルを回しましょう。目標を定めたら、達成へ向けた施策に取り組みます。少なくとも月ごとには必ず振り返りを行い、結果を分析したうえで次月度への対策を練っておくと良いでしょう。売れ筋商品は在庫を十分に確保し、一方で売れないアイテムは商品ページをチェックして、失敗の原因を早めに見極めます。

| アパレルのネットショップを立ち上げるなら「Cafe24」

新規でアパレルのネットショップを立ち上げるなら、便利なECプラットフォームの「Cafe24」がおすすめです。ここではサービスの魅力や、ネットショップを立ち上げる簡単な手順をご紹介します。

●Cafe24の魅力

アパレル業界をはじめとして、新規でネットショップを立ち上げるなら、ぜひECプラットフォームの「Cafe24」をご活用ください。多彩な選択肢のなかからアパレルにぴったりなデザインテーマを選んで、最短5分で簡単にネットショップを開設できます。

「Cafe24」は無料お試し期間が無制限で、永久無料でお使いいただけるのが特徴です。初期費用・月額費用・販売手数料は不要で、提供する容量や商品登録数も無制限となっています。決済手数料や一部オプション料金が発生する以外、基本の機能をリーズナブルにご利用いただけます。

ネットショップ運営に特化した機能が充実しているのも「Cafe24」ならではの魅力です。商品情報や在庫情報は一括管理が可能で、会員情報の管理もスムーズに行えます。さらには、グローバル市場を視野に入れて海外展開する、越境ECにも対応。その際は、既存のIDを用いて国内ショップと連動し、商品を自動登録できるなど、非常に利便性が高い仕様となっています。

アパレル系ECサイトを立ち上げるなら、無料で「Cafe24」のサービスをお試しください。

●Cafe24でネットショップを立ち上げる手順

・無料で利用を開始する

まずは、無料で「Cafe24」のアカウントを作成しましょう。希望するIDとパスワードのほか、いくつかの登録情報を入力するだけで、簡単にスタートできます。初期費用や月額費用は不要です。

・初期設定をする

ネットショップの基本的な設定を行います。ショップ名・管理者名・会社情報などの情報を入力しましょう。ECサイトに必要な情報をまとめて作成していただけます。ユーザーの会員登録・注文・決済・配送などに対応する定型文は、「Cafe24」が提供いたしますのでご安心ください。

・ショップのデザインを決める

「Cafe24」には、無料でご利用いただけて、自由に編集できるデザインテーマが豊富にございます。アパレルをはじめとして、幅広い種類のビジネスに適したデザインが用意されているため、ぜひご覧ください。よりデザインにこだわりたい方は、専門のデザイン制作会社が開発した有料デザインも選択可能です。

・ネットショップの詳細な機能を設ける

最後に、アプリをインストールして、自社のECサイトに必要な機能を設置します。売上向上や顧客管理に便利なアプリがございます。ぜひネットショップ運営にお役立てください。おすすめのアプリはストアでチェックしていただけます。設定が完了したら、いよいよネットショップのオープンです。

| アパレル系ネットショップ開業なら「Cafe24」にお任せください

アパレル系ネットショップの立ち上げ方や、運営のポイントをお伝えしました。ネットショップを構築する方法には、いくつかの選択肢があります。低コストでスムーズにネットショップを開業するなら、ぜひ「Cafe24」のサービスをご活用ください。ビジュアルが重視されるアパレルにマッチした、多彩なデザインテーマをご利用いただけます。初期費用や月額費用のほか、販売手数料も永久無料で、リーズナブルにお使いいただけるのが特徴です。ご紹介した情報を参考に、自社に適したECサイトを構築しましょう。