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ECパッケージとは?他の構築方法との違いとシステム選定のポイント

ストーリー

Cafe24  
ショップ運営ノウハウㆍ運営ECパッケージとは?他の構築方法との違いとシステム選定のポイント2021-06-21
  • ショップ運営ノウハウㆍ運営ECパッケージとは?他の構築方法との違いとシステム選定のポイント2021-06-21
  • ECパッケージに関する基本的な知識や、ECパッケージを使用したサイト構築のメリット・デメリットなどをご紹介します。
  • ECパッケージとは?他の構築方法との違いとシステム選定のポイント

ECサイトの構築方法として、多くの会社が利用しているECパッケージ。拡大を続けているEC市場において、ECパッケージの重要性はさらに増しているといえます。

今回は、そんなECパッケージに関する基本的な知識や、ECパッケージを使用したサイト構築のメリット・デメリットなどをご紹介します。現在実店舗を構えている企業や、自分が作った製品をネット上で販売したい人など、ネットショップ開業に興味がある場合はぜひ参考にしてみてください。

| ECパッケージの基礎知識

まずは、ECパッケージの概要や他のサイト構築サービスとの違いなどの基礎知識について紹介します。ネットショップを開業する際の手段として、それぞれの特徴を理解しておきましょう。

●ECパッケージとは?

ECパッケージとは、商品管理や売上管理など、サイト構築に必要な機能が整った状態で提供されているツールのことです。多くの場合はソフトウェアの形で提供されており、自社のサーバーにインストールするだけで、ネットショップの開業ができます。サーバーは自社で管理する必要があるため、システム管理を行うスタッフが必要です。

●ECパッケージと他のサイト構築方法との違い

・ASPとの違い

ASPとは「Application Service Provider」の略称で、ネットワーク経由でECプラットフォームを提供してもらう仕組みのことです。ECパッケージとは異なり、ベンダーのサーバーを活用してECサイトの構築や運用ができます。サーバーの自社管理が不要になるだけでなく、システムが自動更新されるため、常に最新バージョンのアプリケーションを利用できるのがメリットです。なかには、初期費用が無制限で無料のサービスもあります。

ASPはカスタマイズ性が弱い、レイアウトの自由度が低いなどの点がデメリットとされています。独自のシステムを構築するのではなく、あくまでベンダーが用意したプラットフォームを利用することになるためです。ただし、近年では機能やデザインなど、運営企業の希望に応じたASPが多数提供されています。

・クラウドECとの違い

クラウドECは、ECパッケージの一種とされることも多い、クラウド型のサイト構築サービスです。ECパッケージとの大きな違いは、クラウド環境でECサイトを構築・運営できる点にあります。インターネット経由で運用されるため、システムが常に最新の状態に自動更新されます。サーバーはベンダー側が提供しており、ECパッケージのように管理の手間は必要ありません。

・フルスクラッチとの違い

フルスクラッチは既存プログラムを使用せず、一からシステムを構築し、ECサイトを作る方法です。デザインや機能の理想を実現しやすく、自社独自のECサイトにカスタマイズできます。既存サービスやシステムとの連携も容易です。ただし、予算が高額になりやすく、システム開発に関する技術力も求められます。システムが自動更新されないため、数年ごとに大掛かりなアップデートが必要になる点もデメリットとされています。

以前は、大規模なネットショップが独自性を打ち出すためにフルスクラッチを採用する傾向にありました。しかし、近年はECパッケージやASPカートなどでも十分な拡張性が備わっていることから、フルスクラッチ以外の手法も選ばれる傾向にあります。

・オープンソースとの違い

オープンソースは、一般向けに公開されているソースコードを利用してECサイトを構築する手法です。ソースコードは無料で公開されているため、他の方法と比較して費用を安価に抑えられます。ただし、サイト構築をすべて自社で行う必要があり、ベンダーのサポートは受けられません。システムに詳しいスタッフが常駐している場合のみ、導入できる方法といえます。また、情報漏えいが生じた事例もあり、セキュリティの低さが懸念されます。

| ECパッケージのメリット・デメリット

ECパッケージを活用したサイト構築のメリット・デメリットについて解説します。Web上で魅力あるショッピングサイトを作るためには、長所と短所を理解しておくことが重要です。

●メリット

ECパッケージのメリットは、サイト構築に必要な機能が充実しており、自社の要望に応じて追加できる点にあります。とくに、近年のECパッケージは拡張性に長けた製品が多く登場しています。管理画面のカスタマイズや実店舗との連携を可能にする「オムニチャネル」への対応など、魅力的な機能が豊富です。また、自社に開発分野のノウハウを持ったシステム担当がいない場合でも、サイト構築が可能な点もメリットといえます。

●デメリット

ECパッケージのデメリットは、購入時の初期費用が必要な点です。初期費用が無料のケースもあるASPと比較するとコストが高く、ある程度の年商を見込めるECサイトで利用される傾向があります。ただし、ゼロから独自のECサイトを構築するフルスクラッチと比べると、安価にサイト構築が可能です。人件費やサーバーの維持費なども含めて、中長期的な視点でコストを算出しましょう。また、ECパッケージはシステムが自動でアップデートされないことが多い点も注意が必要です。

| ECパッケージを選ぶときのポイント

最後に、ECパッケージを選ぶ際に意識しておきたいポイントをご紹介します。ECパッケージは、さまざまなシステム会社が提供しています。各社を比較検討する際の資料としてお役立てください。

●ランニングコスト

ECパッケージは、導入にあたり一定の費用がかかります。そのため、事前に見積もりを確認し、ECサイト構築の予算内に収まるかどうかを検討することが重要です。この際、初期費用だけでなく、年間の保守費用やメンテナンス費用、サーバーの維持費など、ランニングも含めて見積もりを確認しましょう。

●セキュリティの高さ

安心してネットショップを運営するには、セキュリティの高いシステムを導入することが大切です。近年はECサイトがサイバー攻撃の被害にあい、金銭的な被害だけでなく、信用問題に発展するケースも珍しくありません。ECパッケージを導入する際は、常にシステムがアップデートされて最新状態になっているか、バグに対応しているか、第三者機関のセキュリティ認証を受けているかなどの点を確認しましょう。

●効率的な情報管理

ECサイト運営には、受注・在庫・顧客などさまざまな情報の管理が欠かせません。情報を効率的に管理することで、データ分析による新たなプロモーションやマーケティングが可能になります。ECパッケージを選ぶ際は、情報管理の方法や分析機能の充実度、ECサイトと実店舗の情報の一元化が可能かなどを総合的に考慮して判断しましょう。

●カスタマーサービスの内容

初めてECサイトを開設する場合や、自社に専門知識を持ったスタッフがいない場合は、ベンダーのカスタマーサービスに頼る機会が増えるでしょう。構築だけでなく運営までサポートしてくれるシステム会社を選ぶと、トラブルが発生したときにも安心できます。導入実績や保守実績、構築事例などからカスタマーサービスの充実度を見極めましょう。

| ECパッケージを活用してネットショップを開業しよう

ECパッケージは、ある程度コストをかけてでも、独自性のあるECサイトを作りたいときに適した方法です。多くのシステム会社が、カスタマイズ性が高く魅力的な機能が豊富なパッケージを提供しています。今回紹介したポイントや自社の商品、ターゲット層の特徴などを踏まえて、各社を比較検討することが大切です。ECサイトの構築方法はECパッケージだけではありません。費用面や手軽さが気になる場合は、ASPなど他の方法も模索してみましょう。

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