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ECサイトの決済システムの種類|自社に合った支払い方法の選び方は?

ストーリー

Cafe24  
ショップ運営ノウハウㆍ運営ECサイトの決済システムの種類|自社に合った支払い方法の選び方は?2021-06-14
  • ショップ運営ノウハウㆍ運営ECサイトの決済システムの種類|自社に合った支払い方法の選び方は?2021-06-14
  • ECサイトの決済システムの種類と決済システムを選ぶポイントについてご紹介します。
  • ECサイトの決済システムの種類|自社に合った支払い方法の選び方は?

オンラインで買い物をするECサイトでは、「決済システム」を使って決済処理が行われています。ユーザーは複数の支払い方法のなかから自分に合った手段を選択して、商品代金を支払います。決済システムや支払い方法によって、ユーザーの利便性や運営者の負担が変わるため、慎重にお選びください。

ここでは、ECサイトの決済システムの種類についてお伝えします。また、ECサイトの決済システムを選ぶポイントについても解説するため、ぜひECサイト構築の参考にしてみてください。

| ECサイトの主な決済システム

多くのECサイトに導入されている、主な決済システムについてご紹介します。決済手段ごとのメリットとデメリットを押さえて、購入者が便利で安心できるようなネットショップを作りましょう。

●ECサイトの決済システムとは?

ECサイトの決済システムとは、ネットショップでオンライン決済時に利用するシステムを指します。各種支払い方法のなかでも特にシェアが高いのは、クレジットカード決済です。経済産業省の調査によると、インターネット上でユーザーにもっとも利用されているのはクレジットカード決済で、決済方法の66.1%という割合を占めています(複数回答可能)。同調査では、コンビニ決済の30.9%、代引き決済の26.9%、銀行決済の23.7%が次いで多い結果となりました。多くのユーザーに選ばれる支払い方法を導入するのは、ECサイト運営において重要だと考えられます。

【出典】 「平成30年度 我が国におけるデータ駆動型社会に係る基盤整備(電子商取引に関する市場調査)」(経済産業省)p.42

●ECサイトの決済システムで使用される支払い方法

・クレジットカード決済

「クレジットカード決済」は、ユーザーがクレジットカードの情報を入力して決済する方法です。EC市場でもっとも多く利用されています。ユーザーは手続きにかかる時間を気にせず、手間をかけずに購入できます。また、運営者は購入申し込みから決済処理までのタイムラグがないため、在庫の管理がしやすくなります。

・自動引き落とし

「自動引き落とし」は、定期購入の商材などで利用される支払い方法です。ユーザーは最初に銀行口座の情報を登録し、その後は自動で月々の支払いを行う仕組みとなっています。基本的には集金漏れによる回収リスクが低い反面、口座残高不足の場合は引き落としされないため注意が必要です。

・銀行振込

「銀行振込」では、購入申し込み後に銀行やATMから指定された銀行口座宛てに入金します。クレジットカードを保有していないユーザーでも利用可能です。銀行口座を用意するだけで簡単に導入でき、多くのネットショップに普及している支払い方法ですが、入金確認の手間がかかる点に留意しましょう。

・コンビニ決済

「コンビニ決済」は、ECサイトの利用料金をコンビニエンスストアの店頭で支払えるのが特徴です。ユーザーは購入申し込み後に発行された払込票を持参するか、店舗に設置された専用端末に払込番号を入力します。運営者は入金確認後に商品を発送するため、回収リスクを抑えやすいといえます。

・代引き決済(代金引換)

「代引き決済(代金引換)」は、配送で商品が到着すると同時に、運送会社の配達員がその場で料金を回収する支払い方法です。ユーザーは、商品代金・配送料・代引き手数料を含む総額を負担することになります。運営者は、代引きに対応する決済代行サービスや、運送会社と契約する必要があります。

・携帯キャリア決済

「携帯キャリア決済」では、ネットショッピングの利用料金を携帯電話料金と合算して支払います。代金は携帯キャリアが立て替えるため、運営者はユーザーから回収する必要がありません。スマートフォンなどの携帯端末から簡単に決済でき、クレジットカードを保有していない若年層でも利用しやすいのが特徴です。

・電子マネー

「電子マネー決済」では、ユーザーが事前にチャージした電子マネーを利用して、キャッシュレスで料金を支払います。各種電子マネーは利用可能な実店舗が多く、短時間でスムーズに支払いを済ませられることから、日常的に使われている決済手段です。ECサイトでは主に少額の決済に利用されています。

・ID決済

「ID決済」は、ユーザーが支払い用のIDとパスワードを入力する決済方法です。ユーザーが所有するIDは決済代行サービスでアカウント登録をすると発行され、氏名・住所・電話番号などの個人情報が紐づけられています。このような仕組みから、ユーザーはECサイトに個人情報を入力する手間を省けます。

・インターネットバンキング

「インターネットバンキング」は、金融機関が提供するサービスで、オンライン上で銀行口座を利用した振り込みを行えます。銀行口座を持っている方が、金融機関で申し込みをすると利用できるようになります。銀行振込のように窓口やATMへ足を運ぶ必要がなく、ネットのみで支払いを完結できるのが特徴です。

・PayPal

「PayPal」はオンラインで利用できる代表的な決済代行サービスで、国内に限らず世界各国のECサイトに普及しています。信頼性の高いサービスとして世界的に認知されており、海外通販で利用するユーザーも少なくありません。越境ECを視野に入れている運営者にも適しています。

・多通貨決済

「多通貨決済」は、外国人ユーザーが決済代行サービスを通して安全に支払いできるのが特徴です。リアルタイムの為替レートで決済金額が表示されるため、外国人ユーザーは購入前の段階で利用料金を正確に把握できます。運営者が外貨を取り扱う必要がないのも大きなメリットです。

・後払い

「後払い」は、ユーザーが商品を受け取った後に代金を支払う決済方法です。ネットショッピングにおいては前払いが一般的ですが、「入金後に商品が届かないなど、トラブルが心配」「クレジットカードの情報を登録したくない」といったニーズを受け、後払いの導入が進んでいます。運営者のリスクとしては、商品発送後の代金未回収が挙げられます。こうしたリスクを回避するために、代金未回収の場合に立て替え払いを受けられる後払い決済サービスを導入する運営者もいます。

| ECサイト決済システムの種類

ECサイトの決済システムには、複数のタイプがあります。画面遷移の回数や、自社サイトへの設置の可否、導入時に発生する初期費用などを確認したうえで、最適な決済システムを選びましょう。

●リンク型(画面遷移型)

「リンク型(画面遷移型)」は、決済代行会社のページに遷移し、決済処理が行われるのが特徴です。自社システムに決済システムを組み込む必要がないため、開発コストを抑えられます。サイト構築の手間をかけずに導入したい運営者に向いている決済システムです。

●データ伝送型(API型)

「データ伝送型(API型)」とは、SSL対応のサーバーを構築するタイプの決済システムを指します。決済代行会社にクレジットカード情報を転送し、決済処理を行うのが特徴です。自社システムに決済機能を組み込むことで、画面遷移の回数を減らしてユーザーの手間を省けます。主に、ネットショップでの注文件数が多い事業者に導入されることが多いといえます。

●トークン型

「トークン型」は、ユーザーのクレジットカード情報を異なる文字列に置き換えて決済処理を行うシステムのことです。JavaScriptのプログラムを組み込むのが特徴で、画面遷移なしで手続きが完結し、スムーズに決済処理を行えます。ユーザーの使い勝手に配慮でき、サイト離脱を防ぎやすいのが特徴です。

●メールリンク型

「メールリンク型」では、ECサイトで購入を申し込んだ後、ユーザーのメールアドレス宛てに決済URLが送付されます。こちらから決済代行サービスのフォームにリンクして、決済処理を進める仕組みです。ユーザーにはやや手間がかかりますが、予約販売が必要な商品の決済や、自社サイトに決済システムを組み込むのが難しいケースなどで、よく取り入れられています。

| ECサイトの決済方法を選ぶときのポイント

ECサイトの決済方法は、セキュリティの高さやコストはもちろん、顧客のニーズや決済会社の信頼性も踏まえてご検討ください。最後に、ECサイトの決済方法を選ぶときのポイントを解説します。

●セキュリティの高さ

クレジットカード番号をはじめとした重要な情報を取り扱うECサイトでは、情報漏えい事故を防ぐためのセキュリティ対策が必須です。支払いシステムを導入するなら、セキュリティの高さを重視しましょう。万が一、情報漏えいが起こってしまうと、ユーザーに損害を与えるだけでなく、サービスの信頼が失墜するリスクがあります。不正アクセスの犯罪は巧妙化する傾向にあるため、常に最新のセキュリティ対策を取り入れましょう。

●コスト

決済サービスへのシステムの組み込みや、運営時に発生するランニングコストを試算して、予算内に収まるか確認してみましょう。その際は、数年先までコストをシミュレーションしておくと安心です。利用するECサイトのシステムによっては、多くの安全な決済システムと連携していて、無料で導入できる可能性もあります。ECサイト運営のコスト削減にあたり、ぜひリーズナブルで安全性の高いサービスも含めてご検討ください。

●商品の特徴や、ターゲットのニーズに合わせる

決済サービスの選定は、ターゲットとなるユーザーの使い勝手にも影響を与えます。自社のECサイトで取り扱う商材の特徴を考慮して、最適な支払い方法を選びましょう。その際は、ターゲットとなるユーザーの年齢・性別・嗜好などを踏まえて導入することが大切です。たとえば、若年層のユーザーを想定するなら、携帯キャリア決済や電子マネー決済といった支払い方法もご検討ください。ネットショップの支払い方法を充実させると、購買率の向上が期待できます。

●決済代行会社の信頼性

決済代行会社のサービスを自社のECサイトに導入する場合は、企業の信頼性が高いかどうかに着目します。長期間にわたり安定して利用するために、財務が健全な状態であるか確認しましょう。また、導入後のトラブルに備えて、カスタマーサポートが充実していると理想的です。

| ECサイトの立ち上げでは決済システムの選び方が重要

ECサイトの決済システムについてお伝えしました。ECサイトの決済システムや支払い方法には多くの種類があります。自社サイトで取り扱う商材の特徴や、顧客のニーズによって、最適な決済システムが異なります。新規でECサイトを立ち上げるなら、決済システムは慎重に選びましょう。なお、基本無料で利用できるECプラットフォームの「Cafe24」では、幅広い決済代行サービスとの連携が可能です。多くのネットショップで普及している各種決済のほか、越境ECに対応したグローバル決済もお選びいただけます。決済の段階でユーザーが離脱するのを防ぎ、売上を着実に獲得できるECサイトを構築するなら、便利な「Cafe24」がおすすめです。

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