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ネットショップの送料設定のポイント|負担を最小限に抑えるには?

ストーリー

Cafe24  
ショップ運営ノウハウㆍ運営ネットショップの送料設定のポイント|負担を最小限に抑えるには?2021-07-09
  • ショップ運営ノウハウㆍ運営ネットショップの送料設定のポイント|負担を最小限に抑えるには?2021-07-09
  • ネットショップの送料設定のポイントをご紹介します。
  • ネットショップの送料設定のポイント|負担を最小限に抑えるには?
ネットショップの送料設定のポイント

ネットショップ運営において、送料をいくらに設定するかは重要なポイントです。送料を無料または低価格に抑えれば、ショップの売上アップにつながることも。その一方で、無理な送料設定によって赤字とならないよう考慮しなければなりません。ここでは、ネットショップの送料設定のポイントをご紹介します。送料の負担を最小限に抑えつつ、ユーザーにお得感を与えられるよう、ぜひ参考にしてみてください。

| ネットショップにおける送料設定のパターン

ネットショップを開業して配送料金を決めるとき、どのような設定方法があるのでしょうか。ここでは、一般的な決め方のパターンをご紹介します。ユーザーにお得感があり、かつ安定したネットショップ運営ができる送料設定を意識しましょう。自社ECサイトの送料を検討するなら、ぜひ参考にしてみてください。

●一律無料

ユーザーの購入金額や発送地域などの条件にかかわらず、EC事業者がすべての送料を負担し、一律無料とするパターンです。ユーザーのお得感が強いことから、ネットショップの売上増加が期待できます。一方で、EC事業者にとっては送料の負担が大きいのが難点です。利益率の高い商材を取り扱う一部のショップを除き、多くのショップでは期間限定で一律無料を実施するケースが多いといえます。

●一定金額以上は一律無料

「4000円以上で送料無料」といった形で、一定の金額以上購入したユーザーのみ、送料を無料とするパターンです。多くのネットショップで採用されています。お得に買い物をしたいと考えるユーザーが、条件金額に達するようにまとめ買いをする傾向にあるため、客単価を向上させる効果が期待できます。ただし、ユーザーの離脱を避けるために、適切な条件金額を設定することが大切です。

●エリアごとの送料設定

発送地域ごとに送料を設定するパターンです。通常、離れた地域に発送するほど、運送会社の運賃が高くなります。たとえば首都圏から発送するのであれば、首都圏とそれ以外の本州を基本料金とし、そこから四国・九州、北海道・沖縄、離島の順に値上げするイメージです。運賃に応じて料金を決められる反面、遠方地域の購入件数が少なくなるなど、送料の影響で売上の差が大きくなるおそれがあります。

●配送方法ごとの送料設定

配送方法によって送料の金額が異なり、商品の種類やサイズ、ユーザーの希望に応じて選択できるようにするパターンです。たとえば、安価な商品やサイズの小さな商品の場合、宅配便に加えてメール便も選べるようにしましょう。メール便は、ポスト投函となるため時間指定ができませんが、全国一律料金で割安に利用できるのがメリットです。ほかにも、追加料金で即日配送に対応する方法もあります。

●全国一律

配送先エリアを問わずに、全国一律料金で対応するパターンです。地域による違いがないため、ユーザーにとってもEC事業者にとってもわかりやすい設定であり、送料で迷う必要がありません。配送先の距離によるコストの差を考慮しながら、公平感のある価格を設定することが大切です。その際は、配送料金の全国平均を計算したうえで、さらに資材や人件費なども含めて検討しましょう。

| ネットショップの送料設定時に知っておきたい代表的な配送方法

ネットショップの送料を決めるうえで重要なのは、配送方法の種類です。配送会社によって料金が異なるだけでなく、サービス内容にも違いがあります。それぞれの配送方法の特徴を押さえ、ユーザーのメリット・デメリットを把握しておきましょう。代表的な配送方法とその特徴をご紹介します。

●宅配便

宅配便は、比較的小さな荷物を、数日間かけて各エリアへ配送するサービスです。日時指定にも対応できます。代表的な配送会社は「ヤマト運輸」や「佐川急便」などです。配送料金はエリア別やサイズ別に設定されています。荷物の受け取り方法は、対面または宅配ボックスへの配達が選べます。また、昨今需要の高い「置き配」にも対応可能です。置き配は、玄関や物置などユーザーが指定した場所に荷物を置いて届ける方法で、不在時や非対面でも受け取りができます。

●メール便

メール便は、サイズや重量の小さい荷物を、全国一律の低価格で配送するサービスです。郵便ポストから荷物を発送すると、投函の翌日から翌々日に届きます。代表的なのは「日本郵便」の各種サービスです。運賃は、荷物の重量や厚さごとに設定されています。リーズナブルな価格で利用できる一方で、メール便では配送の日時指定ができません。また、ECサイトで複数の商品を購入する場合は、サイズや重量の問題でメール便を使えない可能性があるため、別の配送方法の選択肢も用意しておきましょう。

●速達

速達とは、郵便物を通常よりも速く配送するサービスです。基本の配送料金に上乗せして速達料金を支払うと、荷物を速達の扱いにできます。配送先エリアや荷物のサイズなどの条件にもよりますが、午前までに受け付けすれば最短当日に荷物を届けられるサービスもあります。ただし、速達に対応した配送方法を選ぶ必要があるため、利用可能であるか事前に確認しておくと良いでしょう。ECサイトのなかには、速達に対応可能な商品を一覧ページにまとめて、ユーザーの利便性を高めているショップもあります。

●書留

書留とは、郵便物を配送するときに記録を残せるサービスです。通常の「一般書留」のほかに、現金を送れる「現金書留」や、料金が少し割安な「簡易書留」などの種類があります。基本の配送料金に上乗せして書留の加算料金を支払うと、荷物を書留の扱いにできます。万が一、ECサイトの商品が郵便事故に遭ってしまったとしても、書留なら損害要償額の範囲で賠償を受けられる点で安心です。貴金属や宝石など、配送業者の約款で定められた貴重品を送る際は、書留を利用しなければなりません。

●直接配送

直接配送とは、一般的な配送会社のサービスを利用せずに、顧客へ商品を直接に届ける配送方法です。社用車を使用した配達などが例として挙げられます。直接配送では自社で配送業務を担うため、送料は無料または任意の金額を設定します。

●軽貨物配送

軽貨物配送とは、軽自動車・軽トラック・バイクなどに荷物を載せて配送するサービスです。車両に載せられる範囲の、比較的小さなサイズの荷物を取り扱うことが多く、配送エリアの範囲が決められているという特徴があります。ほかの配送方法と比べて移動距離が短いものの、低コストかつスピーディーな対応が期待できることから、近隣エリアへの配送が多いネットショップに適しています。ECサイトで取り扱う商材によっては、こうした軽貨物配送を利用してコストを抑えるのも一つの手です。

| ネットショップの送料を設定するときのポイント

ネットショップの送料の金額は、競合他社と比較されやすい部分です。一方で、配送業務で発生する経費も含めて設定しなければ、赤字となるリスクもあります。適正価格を見極めるには、両方の観点が必要です。ここでは、ネットショップの送料を設定するときのポイントをお伝えします。

●相場を調査する

ネットショップの送料を決めるときは、まず競合他社の送料相場をリサーチし、適正価格を見極めましょう。その際は、自社とジャンルの近いECサイトや、大手ECモールの送料などを確認しておくと安心です。競合他社よりも送料を高く設定すると、ユーザーが複数のショップを比較した際、価格競争に負けてしまうおそれがあります。ネットショップの送料は、ユーザーにとって購入の重要な決め手となります。まずは競合他社の送料をチェックしたうえで、販売による利益を十分に得られる金額に設定しましょう。

●人件費や資材にかかる費用を考慮する

ネットショップの送料は、可能な限り金額を抑えられると理想的です。しかし、現実的には配送業務にかかる人件費や資材費を踏まえて送料を決める必要があります。前述のように、EC事業者が送料を全額支払う方法もありますが、大きな負担が生じる点に留意しましょう。人件費は、配送業務の作業人数や時間などから算出します。また、梱包作業で使う資材の費用も併せて計算してください。送料の金額に、これらの人件費や資材費を上乗せするのが、ネットショップ運営で赤字を防ぐポイントです。

| ネットショップの送料を抑えるコツ

ユーザーから選ばれるネットショップを目指すなら、送料はできるだけ抑えられると理想的です。以下を参考に、配送コストを削減して効率化できる部分がないか、改めて見直してみましょう。ここでは、ネットショップの送料を抑えるコツをお伝えします。

●最安値の配送会社を探す

配送料金の金額は、採用する配送会社によって異なります。配送サービスの導入前に、複数の配送会社の送料をリサーチして、金額面で比較検討して決めるようおすすめします。このとき、同じ条件での利用を想定して、複数の配送会社の送料を見比べて、もっとも低価格な配送会社を選ぶと良いでしょう。ECサイトでよく出荷する荷物のサイズや注文数、配送先エリアなどのデータを参考にしてみてください。そのうえで、自社の条件で割安に利用できる配送会社を見つけるのがコツです。

●配送会社と法人契約を締結する

ネットショップで一定量以上かつ定期的な配送が見込めるのであれば、配送会社と法人契約を結ぶことで送料を抑えられる場合があります。選択肢として視野に入れてみましょう。配送会社の法人契約とは、ビジネスでの利用を前提とした配送サービスです。送料の割引を受けられるだけでなく、代金の後払いに対応してもらえたり、集荷や送り状がスムーズになったりと、多くのメリットがあります。EC事業者の業務効率化につながる便利なサービスを提供する配送会社もあるため、ぜひ活用してみてください。

●配送手段を増やし、コストを最適化する

ECサイトで取り扱う商材によっては、配送方法を変えることで、配送料金を下げられる可能性があります。たとえば、小さなアクセサリーや雑貨類は、日本郵便の「クリックポスト」を利用すると、低額での配送が可能です。クリックポストなら、長さ14〜34cm、幅9〜25cm、厚さ3cm以内、重さ1kg以内の場合に全国一律198円で発送できます。ほかの配送方法よりも割安となるため、小さくて軽い商品を取り扱うネットショップでは、配送手段を増やしてコストを最適化しましょう。

●最小限の梱包に留める

ネットショップで購入した商品には、安全に配送するための梱包が不可欠です。しかし、近年では通販で必要以上に多くの梱包資材を使用する「過剰包装」が問題となることも。商品に対して箱のサイズが大きすぎたり、商品を何重にも包装していたりすると、過剰包装だと感じるユーザーもいます。こうした過剰包装では、多くのゴミが出るだけでなく、コストの無駄にもつながりかねません。安全性に配慮しながらも、多様なサイズの封筒やダンボールなどを用意して、商品ごとに最適な梱包資材を使うよう心がけましょう。

| ネットショップ提供サービス「Cafe24」の便利な送料設定

ネットショップ運営においては、送料の考え方が非常に大切といえます。ユーザーの利便性が高く、かつEC事業者が柔軟に送料を設定しやすいサービスをご利用ください。最後に、便利なネットショップ提供サービス「Cafe24」の魅力をご紹介します。

●「Cafe24」とは?

「Cafe24」は、無料のアカウント登録後、最短5分でネットショップを構築できる便利なネットショップ構築サービスです。初めてのネットショップ運営にもおすすめします。サービスの特徴は、初期費用・月額費用・販売手数料が0円と、低コストでネットショップの開設・運営ができること。決済手数料と一部の有料オプションサービスを除き、基本無料でお使いいただけるのが魅力です。

基本無料でありながらも、ECサイトの商品登録数・画像登録数・画像容量はいずれも無制限。商品や画像が増えても追加料金を心配する必要はありません。サイト構築のために、豊富なデザインテンプレートが用意されており、ブランドイメージに合わせたカスタマイズが可能です。

そんな「Cafe24」は、アプリによる機能強化が充実しているのも特徴です。無料でダウンロードできるアプリも多く、ネットショップの売上アップに役立てられます。

たとえば、「Facebookショップ」や「Instagramショッピング」をスムーズに管理できる、便利な「Facebookチャネル」の拡張機能。ECサイトに登録した商品情報と連携するので、アプリを活用すれば簡単な操作のみで全世界のSNSユーザーに向けてビジネスを展開できます。

このほかにも、ネットショップ運営をサポートするアプリが充実しています。越境ECでの海外進出にも対応可能で、幅広いECビジネスにマッチするサービスです。

●Cafe24の便利な配送管理サービス

「Cafe24」は、ネットショップ運営に便利な機能が充実しています。配送管理サービスはその一つです。

管理画面では、宅配便・速達・書留・直接配送・貨物配送など、ユーザーニーズに合わせてさまざまな配送方法を設定できます。このほかに、店舗直接受け取りも設定可能です。

ネットショップの送料設定では、柔軟な対応を実現できます。「Cafe24」で対応できる送料設定のパターンは、以下の通りです。

・送料無料…ネットショップの送料が無料となる設定です。

・固定送料…購入金額にかかわらず、固定の送料が課金される設定です。

・一定条件を満たせば送料無料…購入金額が基準未満の場合は事前に指定した送料が課金され、基準以上の場合は無料となる設定です。あるいは、重量に応じて事前に指定した送料が課金され、最大重量以上は無料とする設定もできます。同様に、数量に応じて事前に指定した送料が課金され、最大数量以上は無料とする設定も可能です。

・商品の数量に比例する送料…商品の数量に比例して、事前に指定した送料が課金される設定です。

・地域別の送料…地名や郵便番号によって、事前に指定した送料が課金される設定です。

配送管理サービスの設定について、詳しくは以下のページでご確認いただけます。「Cafe24」にはネットショップ運営のマニュアルが用意されており、サポートの面でも安心です。配送方法や送料設定のパターンについては、併せてこちらもご覧ください。

「Cafe24」の配送管理機能を確認する

| 適切な送料設定でユーザーから選ばれるネットショップを作りましょう

ここまで、ネットショップの送料設定のポイントをご紹介しました。数ある送料設定のパターンのなかでも、多くのショップでは「一定金額以上は一律無料」が採用されています。また、期間限定で一律無料とするケースもあり、いずれも販促に役立てられています。送料の金額をできるだけ抑えるには、商材ごとに最適な配送方法を選ぶ対策や、配送会社と法人契約を結ぶ対策などが有効です。送料は同業他社と比較されやすい部分で、購入の意思を左右することも珍しくありません。適正価格を設定するよう心がけ、多くのユーザーから選ばれるネットショップを目指しましょう。

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